と共にやって来る男は女にとって幸いのしるし。
芽を育む雨。稼ぎのいい男は雨と共にやって来るわ。

れの日にやって来る男も女にとって幸いのしるし。
太陽は花と果実を育てるから。

冷たい
と共に訪れる男も女にとって幸いのしるし。
二人で耐え忍んで、やがて迎える春を思う夢があるから。


たった一人。困った男が居るのよ。


それは



あの地獄の門を開けたような冬の嵐と共にやって来る男。
ささやかな幸せを育んでいる女の全てを吹き壊して
台無しにしてしまうの。


(The creek of Dingle/Sinya Fujiwara)








は じ め に



このページでは当コンテンツ「The End of the World」についての解説や設定を述べさせていただきます。



「The End of the World」は大きく分けて3つの物語から構成されています。


Chapter1.2150「DOLL-HOUSE」

Chapter2.2000「蟲毒」

Chapter3.3150「Genel-Eve」


物語の時間系譜は約1000年。この間大きなターニングポイントとなるこれら3つの章。

Chapter1では大災厄により滅びかかる夕闇の世界と、その後の物語に大きく関わる男の終焉を彼のモノローグとして。

続くChapter2では時代を遡り、この世界の発端を作ったある家の記録を一人の女の視点から。

そしてChapter3では全ての破壊と復活、そして舞台の結実を背負う少女の物語を第三者の観点から。

このように3つの異なった視点の語り部が物語を進めます。


物語は3人の女

「橘 里美」「萌蘭(エリ)」「裔 蔦子」

一人の少女

「ノノ」

そして唯一の男

「朽木」

女と少女と男、5人の主人公を軸にこの世界は回ります。

そして主人公達は3つの章を越え際限なく伸びる蔦のように、複雑に絡み合い続けます。


あえて前述の記載から外したChapter0.2140「Nirvana」

Chapter1.「DOLL-HOUSE」のプロローグであり

Chapter2.「蟲毒」から生まれた結果であり

Chapter3.3150「Genel-Eve」への布石でもあります。


主人公の内の2人「橘 里美」「萌蘭」が背負う宿命。この世界における闇の中枢「涅槃(ニルヴァーナ)」の目的。

この「Nirvana」から出ずるものは最後まで物語に喰いこんで行きます。



ヒトを群体として形作る上で必要不可欠なXY、つまりは“男”の消えた世界。

知恵の身を齧った為に、それでも行き続けなければ行けないXXである女達。


生き残る為にお互いの命を削り喰らい合い、闘い続けなければならないものに変質してしまった女達。


作中に幾度となく表れる言葉


“誰もが狂い切れずに死んでいった、あの頃”


これは物語が終焉を迎える迄繰り返されます。



そういう世界です。




最後に「Nirvana」のアナザーストーリー・パロディである「Unreasonable Egg」

一見馬鹿話に見えてやっぱり馬鹿話な「The End of the World」から分岐した並行世界の物語。

実は此処にこそ全ての根幹ともいえるものが隠されています。

それは人物関係・設定等は全く「The End of the World」に準拠しているという事。

そして作中にある一つの問い。


「“未来”と“滅び”。どちらを選ぶ?」


ここの選択でいう所の“未来”。これが「The End of the World」です。


つまりは

“泣き叫びながら、殺し合いながら、それでも生き続ける未来”


これが“三つの時代・たった一つの物語”の根幹となっております。


そして「Unreasonable Egg」はその連環から外れた世界


“笑いながら、静かに滅びていく明日”


なのですね。







設 定 ・ 用 語 集
COMMING SOON

登 場 人 物 設 定
COMMING SOON



(。・ω・)ノ゙次回更新時にでも。わはー。